katu 2004年9月 渓流最後の釣行記

2004年渓流最後の魚   岩魚 38cm

2004年の渓流シーズンも終わりに近づき周囲の景色も秋色になってきた。

今年は渓流のみならず本流のマス、海のマスを初めて本格的に狙った年でもあった
少しずつだがミノーの幅も広がり、場所によって使い分けながら魚を釣り釣果もでた。
そして気づいた事がたくさんあった年だった。

自分で作ったミノーの特長、そして弱点、来年はこの部分を淘汰しながら
新しいミノー製作に取り組みもっと完成度の高いものに仕上げていこうと思う。

一匹の魚を釣るために・・・

一本の鉛筆を握りイメージを広げ白紙に描き、それを形にする
たった一匹の魚に出会うために莫大な時間をかける
たくさんの失敗を重ねそれでも作り続ける

たとえそれが釣れなくても信じ続ける、そして必ず釣り上げる
その瞬間、莫大な時間をかけた事が報われる。

そしてこの自分のスタイルを貫き通す、これが私の意地である。

完璧なものはこの世の中にはないが、少しでもそれに近づけたらきっとまた楽しみが広がるだろう。

きっと一番大切なのは“あきらめずにやり続ける”ということなのかもしれない。

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